ドラム&ベース規定曲攻略セミナー レポート

7月29日(火)MIKIミュージックサロン心斎橋で行われたドラム&ベースレッスンの模様を紹介します!

残り少ない日数で仕上げるには、自分の弱点を把握すること

講師は、MIKIミュージックサロンの木南貴憲先生。豊富な知識をテンポの良いレッスンで中高生にわかりやすく教えてくださるエース先生です。

最初は、木南先生からのお話。「今、自己採点で自分の出来は何点くらい?」から始まり、60点くらい…と答えるみんなに、1日に1点上がってたんじゃ予選に間に合わないよね?と、毎日の自分の練習の振り返りと自覚、「逆算」の大切さを教えてくださいました。

残りの日数で効果的に練習するには、漠然と練習を繰り返すのではなく、「出来てない部分をピンポイントで把握すること。まぁいいか!で過ごさず、細かく細かく突き詰めよう。そして『なぜ出来てないのか?』出来てない理由を考えよう(テクニック練習が足りないのか?スコアの読み間違いかもしれない?)」…と、レッスンの冒頭からとてもためになるお話で、みんなの顔が引き締まる瞬間でした。

規定曲のポイントを具体的にレクチャー、何度も繰り返し練習

そうして、いざ演奏。
まずは1曲通して、先生から各パートへ具体的なアドバイス。タンバリンのたたき方から教えてくれます。
「女の子は泣かない」のリズムについて、ホワイトボードでバウンスとイーブンのリズムの説明、この曲には跳ねる部分と跳ねない部分があってリズムが難しい曲であること、リズムを捉え間違えないように、バウンスでもなくイーブンすぎるでもない絶妙なリズムを出すのにタンバリンが重要…など、目が覚めるような事が次々に教えらます。

そうして、もう一度。メトロノームを鳴らしながら、ひたすら同じ部分を演奏。タンバリンのたたき方やベースの弾き方から指導してもらったので、最初は慣れなくてぎこちない体勢になりがちでしたが、気付かなかった部分に気付いただけで演奏が全然違って聞こえます。

たったの1時間で見違えるほどのリズム演奏に!

さらにどんどん各パートへの指導が入り、1時間「待ったなし」の、あっという間のレッスンでした。ビフォーアフターがよく出るドラム&ベースレッスン。この学校さんも、1時間で見違えるリズム演奏になりました。

「大切なのは、これを忘れないように、たくさん練習を積んで身体に染み込ませてほしい」という最後のアドバイスで、レッスンが終了しました。

終わってからやっと笑顔が見えた部員さんたち。緊張されてました~。

予選会でお会いできるのを楽しみにしています!
ご参加ありがとうございました。


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